『夜勤』

作品レビュー紹介

細部まで丁寧に作りこまれた世界観。
胸のすくような希望と勇気を与えてくれる作品。

飛野猶さん(カクヨムレビューより抜粋)

生まれる時間で、生きる世界も、空間も、時間も、人権さえも変わってしまう時代。
夜に生まれた主人公は、国の所有物とされ、夜に現れる神出鬼没な『死獣』の討伐のために徴兵され、仲間とともに命をかけさせられる日々。
そんな当たり前に思っていた日常が、ある少女との出会いで変わり始める。

その細部まで丁寧に作りこまれた世界観は、違和感なく読み手をその世界へ引き込みます。思わず、日の光を恐ろしいものだと読み手も感じてしまうほどに。
そして、昼と夜の格差、不平等、夜の住人たちのあまりに酷い環境に憤る主人公は、自ら世界の謎に挑むことを決意します。
クライマックスは、読んでいて度肝を抜かれる方も多いでしょう。

まるで昼間でも夜の闇にいるように鬱屈したものが溜まった現代社会にあって、この作品は胸のすくような希望と勇気を与えてくれる作品なのではないでしょうか。

最高の物語でした。

藤田アシシさん(カクヨムレビューより抜粋)

夜生まれの人間は夜にしか生きられず、昼の世界を渇望する。

外の世界を見てみたいという欲求は、割とよくあるものだと思います。身近なところであれば田舎からの上京とか、映画でも閉鎖社会から抜け出す話がありますよね。

しかしそれを昼と夜で造り上げたという発想と技術が、オリジナリティにあふれていて素晴らしい。
昼の世界に憧れるという少年の思いが、ものすごく共感できると同時に斬新なSF世界のおもしろさを味わうことができました。

でもこちらの作品、おもしろさは設定だけにとどまりません。

その世界に生きる登場人物たちの葛藤こそが、最大の魅力です。
負の集大成である夜の世界にいる自分たちに、生きる意味はあるのか。
悩みながらも魔物と戦い抜いて、全力で生き抜きます。

なぜ全力なのか。
諦めの中に、憧れが残っているからです。

少年はその憧れを、少女との出会いによってどのように形にしていくのか。SF世界、ミリタリーバトル、青春物語……多彩な面から読み応えのある作品だったと、僕は思いました。

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主なLIVE配信時間:22:00~0:00ほか

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