『四次元の箱庭』

『四次元の箱庭』は作家 友浦乙歌による小説作品です。

2020年8月1日に文芸社より出版予定。(2020年7月25日より予約可能)

出版カウントダウン企画として四コマ漫画「150日後に出版される『四次元の箱庭』」を連載中

あらすじ

“優しい看護師さん”を理想に掲げる男性看護師の加藤白夜。

でも超多忙な愛長医大では、そんなことを忘れるほどバタバタ……。

「テキパキと仕事をこなすこと」が得意な白夜は

激務な現場で重宝されていたものの、

環境を変えるべく自ら医大を辞めてしまう。

“優しい看護師さん”になる為に……。

そして転職した先は「一条家」。

代々続く家柄で、今もたくさんの使用人が働いている名家。

白夜はその専属看護師になることに。

前の職場――重症患者が大半な上にその人数も膨大な医大の頃とは打って変わって、

ここで担当するのはたった二人だけ。

手厚く看護に当たろうと張り切る白夜だが、

しかし、複雑な思いが入り乱れる邸では、

うまくいかないことばかりだった……

それでも、たくさんのやさしさに触れ、

「看護師として」というより

「人として」向き合うことが必要で、

自分が欲しかった、

自分がまだ持っていなかった能力に気付かされていく。

だが、

「三次元の肉体・精神を壊せば四次元の感覚を手に入れられると思う」と楽しそうに語る瑠璃仁が、

“優しい使用人”を使って人体実験を始めるようになり、

健康だった使用人達に、次々に奇妙な精神症状が表れ始めてしまう。

邸の住人の凄惨な光景を前にして白夜は悩む。

俺の行く道は――?

作品レビュー紹介

読んだが最期、引き返せない

淡島かりすさん(カクヨムレビューより抜粋)

ストーリーが細部まで凝っている。

登場人物一人ずつの言動を抜き出しても、細かく計算されていることがわかる。

最初は薄ら寒さすら感じさせる物語の運びとなっており、それを追いかけることに夢中になってしまう。

だが、ある時から何か違うなと気付かされる。

そこから一気に物語が展開していき、最期は非常に爽やかな読後感。

まさか読み始めた時は、こんな感想を抱くとは思っていなかった。

何か間違えたかなと思って最初から読みなおしてみたが、引き込む力は健在であり、やはりまた最期まで読みきってしまった。

無限ループに入りそうなのでレビューを書いて抜け出したいと思う。

不可思議かつ意欲的

真山マロウさん(カクヨムレビューより抜粋)

狂気と無機質の迷いの森に足を踏み入れたような空寒さを覚える箇所もありましたが、精神や心、理想と現実、本当の意味での優しさ、献身性といったもののが主軸にあるので、最終的には人間味のある作品だった印象を受けました。

四次元という掴みどころのない世界についても出てきますが、丁寧に例えを用いてくれるので把握しやすいと思います。また、医療現場の裏話的なものもあるので、そういった部分も興味深いです。

ぐるぐる迷って、結局は同じ場所に戻ってきたようなのに、いつの間にかちゃんと進んでいる。煙に巻かれたような、あるいは狐につままれたような気分に翻弄されるのにうってつけの物語です。

作者にお気軽に会いに来てください

主なLIVE配信時間:22:00~0:00ほか

アカウント名「友浦乙歌国王」

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